皆さん、こんにちは。
心理カウンセラーのNaoです。
今日は、前々回の記事
「カウンセリングを受けると、心はどう変化するの?①」の続きとして
その心の変化をまとめたものを
ご紹介させていただこうと思います。
①心に新しい空間をつくる
カウンセラーは、決められた時間の中で積極的にクライアントの話を傾聴します。
ずっと留めていた気持ちを吐き出す事によって、心に新たな空間が生まれます。
②カタルシス(感情浄化)
その時の自分の感情を、素直に、そのままに表現することによって
固くなって停滞していた心の循環を取り戻す事が出来ます。
③自分自身への信頼感が回復する
苦しみの渦中にいる時は、弱っている自分自身を責めていたり
ネガティブな感情を持つ自分を否定する自分がいたりしますが、
対話によって自身への理解が深まると「自己受容力」が高まります。
それによって
光の部分だけでなく、影の部分も含めた
自分の全体を信頼出来るようになると思います。
④自己認知力を高める
カウンセリングは、「自分を認知するもう1人の自分」を育てる場でもあると思います。
心を観察する目を養うことによって、
自分を俯瞰することができるようになる為
今まで気づかなかった感情や、苦しみを生む捉え方、考え方にも気づきやすくなり、
自分でバランスを取る力が養われていきます。
それはすなわち
今現在置かれている状況において、
適切な選択をすることにも繋がります。
今回は、心の変化の一例として
主に4つをご紹介させていただきましたが、いかがだったでしょうか。
心の変容に必要な時間やその過程は
もちろん人によって違いますが
日々の小さな選択の積み重ねが
自分らしい生き方を創っていくという事は、どの方にも共通すると思います。
その自分を整える手段として
対話という方法もある事を、知っていただけたら幸いです。
今日も最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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