こんにちは。
心理カウンセラーのNaoです。
皆さんは、自分と他者を比較して落ち込んでしまったという経験はありますか?
おそらくは、ほとんどの方が一度はそのような気持ちを抱いた事があるのではないかと思います。
ある場面で、自分と他者を比較して「羨ましい」という感情が沸いた時、
素直にその気持ちを受け入れ、
ポジティブな力に変換出来る場合は
少なくとも本人にとって
苦しくなるような捉え方にはなりませんよね。
しかし比較によって、
まるで自分が否定されたかのような強い感情が生まれる場合
心は嫉妬心に覆われ、相手にも自分にもネガティブな思いを抱きますし
その思いに囚われている心は、当然ながら苦しみを伴います。
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私自身もこの比較の癖によって
長い間、自分に自信を持つ事が出来ませんでした。
自分には無く
相手にあるものばかり見つけては、焦ったり落ち込んだり・・・
また当時の私は
自分が本当はどうしたいのかが分からず、いつも心は空っぽな感覚でした。
その為、いつも漠然とした不安に包まれていた事を覚えていますが
その当時の私は、
自分との繋がりが希薄だったという事が、今なら分かります。
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比較によって相手を羨む気持ちが強い時、
それは本人の心の奥底に
「私も自分らしく生きたい」という気持ちが在る証拠であり、
その事に気付くには
「自分の心との繋がり」が鍵となるのだと思います。
もし今、同じような苦しみを抱えている方がいたら
それはあなたが他者よりも劣っているのではなく、あなた自身が自分を見失っているに過ぎません。
もし、相手に対する嫉妬心によって
心が長く落ち着かない時には
「私は本当はどうしたい?」と
自分の心に問いかけてみて下さい。
心との対話を続けていくと、
自分が楽しい・好きだと思えること
またその反対に、
自分にとって不必要なモノにも
気付きやすくなると思います。
これらに加え、
私の場合は、無意識に蓋をしていた心の傷と向き合うきっかけにもなりました。
1人ではそれが難しいと感じる場合は
カウンセリングという方法もありますので、よろしければ参考になさってみて下さい。
日々の取捨選択の積み重ねによって
本来の自分らしさに近づくのであれば・・・
比較という視点も、自分を知るきっかけとして悪いばかりではない、かもしれませんね。
今日も、最後まで読んでいただいてありがとうございました。
心理カウンセラー Nao
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