皆さん、こんにちは。
心理カウンセラーのNAOです。
子供と毎日向き合うというのは、思っている以上に体力も精神力も必要だったりしますよね。
もし今あなたが、子育てがうまくいかないと悩んでいたり疲れきっている場合には、少し遠くから自分たちを見つめるつもりで
「私たちが明日を楽しみに思える今をつくる」という視点を持たれると、心が少しだけ楽になるかもしれません。
何故なら、自分や子どもにばかり向けていた矢印が、未来を指すようになるからです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
私には今5歳の息子がいますが、初めての子育てということもあって
振り返ってみると、いつも自分の子育てを他者と比較して落ち込んでいたなぁと思います。
また、息子がちょっとした事で手を付けられないほどの癇癪を起こした時…
以前なら、息子の感情を早く落ち着かせようと焦っていましたし、それを見ている私自身も、当然穏やかな気持ちでいられなくなる事がありました。
でも今は、
息子なりの方法で心に溜まっている気持ちを発散出来ているのだから、なるべくは彼の感情の動きを見守ろうと思うようになりました(こちら側の時間と心の余裕によりますが)。
感情を出し切れば、大抵はその後すっきりして笑っているんですよね。
小さなことでガミガミ言い続けるよりも、
明日、息子が幼稚園を楽しむエネルギーを充電できる1日となるように
沢山食べて、沢山遊んで、
その日に喜怒哀楽を出しきってスコンと寝てくれれば、他の事は大体でまぁいっか。と思うようになってから、私は気持ちが随分楽になったのです。
物理的には傍にいつつも、心理的には少し遠くから見つめているような感覚でしょうか。
もちろん、怒ってしまう時がゼロになったわけではないのですが、
自分を観察する目を持つようになってからは、その後の対応に随分変化が出ました。
また、ほんの少し先の未来で自分達が笑顔でいる事をイメージすることで、
「今日私が無理なく出来る事をしよう」と思うようになったり、以前より子育てにおいて、自分を責める頻度が減っていることにも気付きました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
子どもが伸び伸びと生きていれば、その分だけやんちゃもするし、親を困らせることも沢山しますから、時には親が制限をかけたり、ルールを教えることは必要だと思います。
また、子どもがいくつかの成長段階に差し掛かる時には、当然親も大変になります。
しかしながら私達は、
日々のタスクや子育てを一生懸命頑張り過ぎている時ほど
子供は親の所有物ではなく、1人の人間である(心がある)ということを忘れがちです。
でも、子どもの人生と親の人生は、全くの別物です。
だからこそ、いつも少し遠くから見守る姿勢を心に留めていたいと思います。
皆さんも、子どもとの関わり方に疲れてしまった時は
矢印を自分や子供に向ける(責める)のを辞めて、一瞬先で自分たちが笑顔で過ごせている未来を想像してみてください。
そうしていくうちに…
今、そんなに焦ってあれこれ詰め込んだり、頑張り過ぎなくてもいい事に気付けたりするかもしれません(^^)
今日も最後まで読んでいただいてありがとうございました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
メンタルケア KOMOREBIは
今まで自分をないがしろにしながら頑張り過ぎて生きてきた方が
傾聴を通して心を丁寧に手入れし、本来の自分の感覚を取り戻す場所です。
カウンセリング料金は通常60分 8,000円のところ
初回のみ90分で同額とさせていただいておりますので、
どうぞお気軽にお問合せください(^^)
(現在はオンラインセッションのみ行っています)
コメント