子育てが辛いと感じる時

皆さん、こんにちは。
心理カウンセラーのNaoです。

さて、息子は昨日から新学期が始まりました。
元々彼は新しい環境に対して不安を感じやすい方ではあるのですが、
今通っているこども園にはプレから通わせているので、今年で3年目。
親としては「年中さんにもなれば、登園も楽になるだろう」という期待を抱いておりましたが・・・

新学期2日目にして、ギャン泣き。
園に向かう車内でも泣き、到着してからは「イヤぁぁぁぁぁ!!」と癇癪を起し始める始末。
最終的にはその様子を見かねた先生に抱っこされ、そのまま部屋に吸い込まれていきました。

実を言うと、初日の登園こそスムーズだったものの、帰宅してからの息子の感情はまるでジェットコースターのように乱高下し、それに向き合う私の気持ちも決して穏やかではありませんでした。

寄り添う気持ちを忘れてはいけないと思う一方で、息子が不安を感じやすい事に対する心配と、未だ登園に神経を消耗することに対する様々な思いが込み上げ・・・

今度は、子育てがうまく出来ていない自分を責めて、とても落ち込みました。
将来をネガティブにしか想像できないくらいに。

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その日の夜、この事を夫に話し、今自分が感じていることを吐き出しました。
そして心にあるネガティブな思いを洗いざらい話した後、ふと思った事は

『今の私は、息子にも自分にも、ダメだと感じる部分にしかフォーカスを当てられていないけど、本当にそうなのか?』

息子は、確かに初めてのことに対して不安を感じやすいけれど、とても優しい子です。
怖がりな一方で、本当はお友達と仲良くしたいという気持ちが強い子です。
そして、慣れてくると大体のお友達と楽しく遊ぶことができます。

また、「ありがとう」と「ごめんね」を言う事が出来ます。
絵がとても得意で、いつもこちらが驚くような色鮮やかな作品を見せてくれます。

また以前よりも様々な食材を食べてくれるようになり、毎日よく遊び、よく寝てくれます。


そして、自分自身に対しても
日々手探りの毎日で、決して良いお母さんとは言えず、反省も多々あるけれど・・・

それでも夫婦二人三脚で、初めての子育てに毎日奮闘してきました。

私も夫も、親歴はまだ5年目。
誰しも、子供が生まれたその日から完璧な親になれるわけではなく
授かった命と共に、少しずつ「親」という芽を育てていくのだと思います


ここ数年を振り返り、私は、私達なりに一生懸命息子と向き合ってきたことや、息子が私達に与えてくれた幾つもの感動や、喜びの出来事を沢山思い出しました。


そして、『育児には答えがないからこそ、完璧を目指すよりも、その日を精いっぱい過ごすことを大切にするしかないのだな』と感じました。

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今日は、私個人のお話を書かせて頂きましたが、今回のように子育てでひどく落ち込んでしまった時は、まずは心を許せる人に、そのままの気持ちを聴いてもらうと良いと思います。

それは夫婦に限らず、友人でも、園や学校の先生でも、カウンセラーでも良い。

何故なら、心にある思いを存分に吐き出すことにより、自分を責める自分と距離を置き、自然と内省の方へに意識が向かうからです。

すると、不完全な自分そのものを受容する余裕が生まれ、その自分に対する温かい眼差しが、子供にも対しても向けられるようになるのだと思います。


私の場合は、悩んだ末に夫に打ち明けた事で、客観的に自分の子育てと息子を見つめることができました。

そして、一見は最低な1日であっても、長い目でみればそれも成長において必要な過程であると思い直し、
過去や未来を悲観するよりも「今この瞬間」を大事にしようと思えました。


子育てする上で重要なのは、目の前の子どものようでいて、実は自分の心(物事を振り返ったり、様々な視点を持つことが出来る心の余裕)の方なのかもしれません。


今後もおそらく悩みは尽きませんが
いま子育てに奮闘されている皆さんと一緒に、私も日々を積み重ねていこうと思います。

今日も最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。

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メンタルケア「KOMOREBI」は
心に抱えた荷物を下ろし、一緒にその荷物を点検する中で、自分自身との繋がりを回復する場所です。

また、カウンセリング料金は

通常60分 8,000の円ところ、初回のみ90分で同額とさせていただいておりますので
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