こんにちは。
心理カウンセラーの Naoです。
今、もし気持ちが落ち込んでいて、なかなか心が晴れない状態が続いているとすれば
心の中では、様々な葛藤が生まれているのではないかと思います。
例えば、
・~でなければいけないのに、できていない
・本当は~したいけれど、そうできない
このように
頭で考える理想の自分と、現実の自分の状態がかけ離れていると感じる時、
両者の間で対立が起き、心は平穏から遠ざかってしまいます。
ポジティブな感情と違い、
ネガティブな感情を心に置き続ける事はなかなか容易ではありません。
それは、後者の感情(怒り、悲しみ、迷い、焦り等)には
先ほど述べたような葛藤が生じやすいからではないかと思います。
私自身も、そのような状態が長く続いた時は、
その心の状態をどうにかして変えなければいけないと思っていました。
ですが、変化の前に必要なのは、弱っている自分自身をも、受け入れる事なのだと気が付きました。
心というのは、理解によって安心感が生まれるものですよね。
それは、親というものが
どんな状態の我が子であっても
辛抱強く見守ってやろうとする感覚と、似ているかもしれません。
どの感情にも理由があり
あなた自身のそのままの気持ちなのです。
それを良い悪いと判断しているのも、自分自身です。
もし気持ちが落ち込んでいる状態が長い場合は
ネガティブな感情を持つ自分や弱っている状態を責めるのではなく、
まずはその自分をどう緩ませてあげられるのかを考えると良いのではないでしょうか。
立ち止まって自分を見つめてみると
日々の忙しさによって、実は思っている以上に体の方が疲れ切っていたり
本当は泣きたいくらいに心が弱っているのに、その感情を無意識に見ないようにしている事に気が付くかもしれません。
気付くことが出来れば
今の自分にとって本当に必要な事が明確になると思います。
いずれにしても、まずは寄り添うこと。
これが心の葛藤を鎮める、はじめの一歩だと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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