本厄の年に感じるあれこれ

皆さん、こんにちは。
心理カウンセラーのNAOです。

今日は、私が最近感じている事をつらつらと書かせていただこうと思いますので
お時間があったら、暇潰しにどうぞ(^^)



今年私は本厄の年にあたるのですが、
色々と変化が起きていまして
それらの事に少し戸惑いながらも、ちょうどひとつの節目の段階に来ていることを実感しながら日々過ごしています。

まずは身体の変化です。
今は特に息子から、色んな種類の、しかも強めなウイルスを度々もらっている事もあり、気づけばほとんど毎月何かしらで病院を受診しています。

また数年前から、疲労が溜まると耳に不調を感じるようになったなぁと思っていたら
今年の夏は、とうとうメニエール病になってしまい、
周囲の音が聞こえにくい上に、かすかにキャッチ出来る音さえ、何重にも割れて聞こえる辛さを味わいました。

しかし、耳鼻科で処方された薬を飲んでも大して良くならなかったのに
身体の歪みや循環を正常に戻す、オステオパシー治療(ややマニアック)を続けるうちに
驚くほど体調が良くなったのを感じた時は、
日頃の身体のメンテナンスの大切さを痛感しました。

そしてもう1つの大きな変化は、
良いのか悪いのか分かりませんが、自分の感情に嘘がつけなくなってきたことです。

以前だったら、無理してでも合わせ続けられたり耐えられていた事が、今それをすると、途端に体への不調として分かりやすく表れるんですね。

でもそれは、私が自分の感情をはっきり感じ取れるようになってきたからとも言えます。

だからと言って、「嫌なことは全部しない」とか「我が儘でいい」というわけではないですが、

誰かが身体の不調に責任を持ってくれるわけではないし、不機嫌を振り撒けば、やっぱりそれも自分に返ってきます。
だからこそ、内側の声をしっかり聴くというのは、思っている以上にとても大事なことなんだと思います。

たとえば、会った次の日に何故か決まって体が重たく感じる相手とは、
互いの深いところでどうしても合わない何かがあるんだと諦めて(ポイントはどちらも責めないこと)、関わる時間を少しずつ減らすとか

その時の体調に合った栄養のある食べ物を心がけるとか、1日1分でもいいから、自分の呼吸に集中して心を観察してみる(マインドフルネス)など…

そういった、生活の中における微調整の大切さを、今年は特に感じました。

以前なら、そういう無理を重ねても回復は早かったように思うのですが…
少しずつ少しずつ、変化しているんですよね。

ですから、今の自分にとって大切なことや、手放してもよいこと
自分が他者に出来る事とその限界を、いま明確にしている最中です。

そんな事を意識しているうちに、だんだんと心にスペースが生まれ

いくつかの新しい人間関係に恵まれたり、
また年を追う毎に、古い友人の存在の有り難みを深く感じられるようになったり

仕事でもささやかな趣味でも、
自分がどんなことをしたいのか
また何をしていると心が安らいで、幸せを感じるのかが徐々に分かってきて
そういった事に、限られたエネルギーを注げるようになりつつあります。

その代わりに、「嫌だな」とか、不快に思う感覚もはっきり感じるので
それが心の中心を陣取っている時は、しばらく落ち着かないこともあるのですが、

でも、実は誰の心の中にもいる、幼い頃の自分(心理学用語で、インナーチャイルドと言います)に意識を向ける習慣を続けてきたことによって、

また心が日常に馴染んでいくまでの間を、ゆっくり見守れるようにもなってきました。

「物事が比較的順調に進んでいる時、人は同時に悪い種(疲労、無理など)も蒔いていて
辛い時期は、己を受容する必要性に迫られる代わりに、自分という大地に深く根が張り巡らされている時だ」

という、私が尊敬する方の言葉は正に真実だと思います。

しかしながら、今年は色々な意味で大変に感じる年であるにも関わらず、うっかり厄払いに行きそびれたので、来年はきちんと行っておこうと思います(^^;)

とりとめのない文だったと思いますが、最後までお付き合い頂いてありがとうございました^⁠⁠^

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