自分らしく生きるために大切なこと

皆さんこんにちは。

心理カウンセラーのNAOです。


いきなりですが、
私は中学・高校と不登校の経験があります。
きっかけは同じクラスの男子生徒たちによる集団無視でした。

仮に相手に深い理由が無かったとしても
自分に対して攻撃的な人達がいる場所に毎日通うことは想像以上にストレスでした。

私はそんな自分に恥の意識を持っていて、親に打ち明ける事が出来ずにいたのですが

半年ほど経ったある日、朝食の時に大泣きした事を境に学校を休むようになりました。

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この出来事のみを切り取って考えると
私の対人関係を難しくした大きな原因はいじめということになりますが、

当時の私にとって本当に問題だったのは
それ以前から「自我同一性(アイデンティティー)の確立」に躓いていた事でした。

アイデンティティーを確立していく青年期は
身体だけでなく心にも大きな変化が訪れる時期で

本人も言葉で表現しがたい不安定さを抱えながら
他者と自分の違いに敏感になったり比較するようになります。

またそれと並行して、これまで何の疑問も持たずに親の枠組みの中に居た自分から、

「親と違う人間である私」が動き出すことによって、思春期における反抗期が訪れます。

この過程は親にとっても子にとっても非常に大変な時期でありながら、子どもが自分を信頼して生きていく為には必要な通過点になりますが

私の場合、その時に変化すべきであった様々な感情はほとんど抑圧されていたと思います。

それは何故かというと
このままの自分であっていい、という
安心感」が希薄だったからです。

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そこからの経過を振り返ったとき、

私は様々な出来事を通して
あの頃に育むことが難しかった自我の確立(主体性)を強化する必要に迫られていたことを
ずいぶん後になってから理解しました。

それから、恥の意識で繋がれていた過去のあらゆる出来事は
自分になっていく為の過程のひとつだったと捉えるようになりました。


私の場合は、カウンセリングという方法でその主体性を育てていきましたが、

「ここでなら安心して心を開放出来る」と思える場所で自分の思いを明らかにしていく過程は
単なる癒しに留まらず、「自分の人生を生きる」ための大きな力になります。

それは、自分の身に起きている問題をカウンセラーと共に見つめる中で

これらは、私の人生の中で一体どう物語られてゆくものなのだろう」という
主体的な視点が、自ずとクライアントの中に生まれるからもしれません。


その過程を共にしながら、
いずれはクライアントが「この私だからいい」と思える自分に出逢えるように
サポートしていきたいと思っています。



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メンタルケア KOMOREBIは
今まで自分をないがしろにしながら頑張り過ぎてきた方が、
傾聴を通して心を丁寧に手入れし、本来の自分の感覚を取り戻す場所です。

カウンセリング料金は

通常60分 7,000の円ところ
初回のみ90分で同額とさせていただいております


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どうぞお気軽にお問合せください(^^)

※現在はオンラインセッションのみ行っています

※心療内科に通院中の方は、治療の妨げになる事を防ぐ為ご予約をご遠慮いただいております。

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