皆さん、こんにちは(^^)
心理カウンセラーのNAOです。
最近の私は、「自分自身との関係をいかに心地よいものにするか」を考えながら過ごしています。
と言うのも、今年は体調を崩すことが例年より多く、それに伴って心の方もネガティブになったり、焦りを感じることがよくあったのです。
体調不良に関しては、まだ小さい息子が頻繁に風邪を引くことや、年齢的なこと、今年の夏の厳しい暑さや日々の忙しさなど、様々な原因が挙げられるのですが・・・
その時々の身体の状態に合わせて過ごせていただろうか?と振り返ってみると、
あくまでも主観ですが、思っている以上に自分を頑張らせて過ごしてきたように感じます。
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「常に頑張っていられる自分でいないとダメだ」という固定観念がある場合、人は無意識に、本来の自分以上の(または望んでいない)理想像を追いかけていたりします。
その為に、日々の中で休む時間をもつことが苦手だったり、タスクを詰め込むことで、心にある罪悪感を打ち消そうとしたりする場合もあるかもしれません。
しかしながら、それは私や、あなた自身が本当に望んでいる姿ではなく、大抵は自分の親やその世代の人々が喜んでくれるであろう姿だったりすると思うのです。
例えば…明るくて誰に対しても人当たりがよく、仕事もプライベートも充実しているような人だったり、
子育てはもちろん、仕事・家庭・趣味などをパワフルにこなしていたり、他者が憧れるような生活をしている人…などのように
そんな他者の姿をSNSで見かけて落ち込む人も、少なくないのではないでしょうか。
私も、以前はその感覚が強かったのですが
今はその度合いが、徐々に減ってきているように思います。
私が普段の生活の中で大切にしているポイントは
①自分の現状を一旦受け入れること
②自分の心が動かされるのは、どんな時なのかを観察すること
③1日の中で「しなくても良い」タスクを先に決めておくこと
④現状の自分が無理なく出来ることを、コツコツ続けること
この4つを心がけるようになってから
少しずつ、私が本当に大切にしたい生活スタイルや、これからの理想を具体的にイメージ出来るようになってきました。
①に関して言えば、私はおそらく人よりもHP(体力)が少なく、体が強い方ではありません。
食事や運動なども意識していますが、それでも足りていないことを日々感じます。
ここで自分を責める方に矢印が向くと、その思考は、更に自分に無理をさせたり、頑張らせる方へと陥りがちです。
しかし、その事に抗うのをやめて、一旦ありのままの状態を受け入れてみると
「他者と比べて全然出来ていない自分」という捉え方から
「体力が無い自分に焦りつつも、工夫しながら私なりに日々頑張って過ごしてきた」と、あくまでも自分を主体に振り返ることが出来ます。
すると、その先の思考の方向性も変わってきます。
②は、「どんな状態・生活、未来なら、私自身が心から幸せを感じられるか?」という視点に繋がるポイントになります。
私は、どちらかと言えば豊かな自然に囲まれた場所で、シンプルに、穏やかに暮らしている人の記事や動画を見ていると心が癒されてホッとします。
それを自覚してからは、むやみに自分と正反対の人と比較して落ち込むという事が少なくなり、自分の心が動かされた生活スタイルを理想として、日々を過ごそうと思うようになりました。
③では、自分らしい未来を具体的にイメージした上で、その日1日の中で、まずは「しなくても良いタスク」を見つけていきます。
すると、やりたい事をする時間を確保出来るので、④において、想像した未来に近づくために無理なく出来ることをコツコツ積み重ねていきやすくなるのではないかと、日々実践しながら感じています。
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自分のありのままの現状を受け入れるというのは、特に自己否定感の強い方にとっては、とても勇気が要ることかもしれません。
ですから人によっては、まず①で躓いたり、ある程度の時間を必要とすることもあります。
でも、自分を明らかにすることによって初めて、あなたの心が本来望んでいる幸せに気づくことが出来るのではないかと、私は思います。
毎日頑張りすぎてヘトヘトなのに、何故か幸せを感じられていない人が、
その人にとって幸せな未来に向かうヒントになりますように。
今日も最後まで読んでいただいて、ありがとうございました(^^)
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