人は誰だって、安心していたいものだ。
それは
「このままの自分であっていい」という
内側の揺るぎない感覚。
その土台がぐらつく事によって
人は焦ったり、何かを余分に得ようとするのかもしれない。
生きづらさの理由は人それぞれだけれど
重要なことは、自分の心が悲鳴をあげていることに気付き
その人自身によって温かく受け入れられることだと私は思う。
生きづらさは、誰を責めても、誰に求めても無くなるものではない。
何故なら
自分の人生を生きる事が出来るのは自分だけだから。
誰かが、一時的にあなたを助けてくれることはあるかもしれない。
でも、あなたに代わってあなたの人生に責任をもってくれる人は、恐らく1人もいない。
自分の置かれている状況を
他者のせいにして嘆きたくなる時もあるだろう。
でも、「私は他者のせいで不幸だ」という気持ちを持ち続けることは
自分を幸せから遠ざけ続けるのと同じことではないだろうか。
もしあなたが
自分らしく生きたいのであれば
一度は他者に対する甘えを捨て
自分自身を適切に理解することが必要だと思う。
これまでの道のりが苦しかったならば
その分だけ時間はかかるかもしれないけれど
自分との関係性が良好になることによって
他者との関係だけでなく
人生そのものの変化にも繋がっていくだろう。
今あなたが抱えている生きづらさは
あなた自身に、そのきっかけを与え続けてくれているのかもしれない。
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対話には
「自分を信頼する自分」を引き出す力があると、私は信じています。
それは私自身が、カウンセリングを受け続けた中で、体感として得られたものであると同時に
今の仕事を選択した大きな理由でもあります。
今日も最後まで読んでいただいてありがとうございました。
心理カウンセラー Nao
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