皆さん、こんにちは。
私と夫は今年で出会って１７年目になります。
もうすぐ人生の半分一緒にいるのだと思うと驚きです。
普段仲は良い方だと思いますが、時々距離が近くなり過ぎるのか、今でも年に２～３回は定期的にぶつかります。
これだけ長く一緒に居ても、意見が食い違ったり険悪な雰囲気になったりする事もあるのですから
どの夫婦においても、お互いの努力あってこそ、価値観の違う者同士が毎日を共に出来ているのだと思います。
好きになった相手と結婚する時は、まるでゴールしたかのように感じるけれど、実のところは夫婦になる為のスタートラインで
欠点や受け入れがたい部分を許し合ったり、相手を通して自分の弱点に気付かされたりしながら、1人の人間としての成長を促されます。
ですから、いつも楽しいばかりではないけれど
でも互いを補い合う事で、人生がより豊かにもなる。
それが夫婦として一緒に居ることの良さではないかと思います。
忘れてはならないのは、結婚しても相手が自分のモノになったわけでもなければ、１つになれたわけでもないこと。
自分と相手はそれぞれの人生を歩んでいます。
そしていずれはどんな形であれ離れる日が来ます。
毎日一緒に過ごしていると、相手の欠点ばかりが目についたり求める心が大きくなり過ぎたりするものですが
時には1人になって自分の心を振り返り、相手が許してくれている事や与えてくれている事に目を向けてみたり、自分自身で心を満たす習慣を持つことも必要だと思います。
もし今、夫婦関係がうまくいっていなくて苦しんでいる人は
いくつかの角度から「自分を知る」という事も、良好な関係を保つ方法のひとつかもしれません。
目の前の相手にどんな不満を抱えているにしろ、あなた自身も半分はその関係性に影響を与えているからです。
ちなみに私は
それを相手が望んでいたかどうかは別として、いつも顔色や機嫌を伺う癖がありました。
でもそれは「相手に受け入れられないと安心する事が出来ない」という無価値感が、元々私の中にあったからです。
その事に気づいてからは、例えば相手が疲れているように見えても、なるべくは自分のやるべき事に目を向けています。
そして相手が話を聞いてもらう事を望んだら、その時初めて耳を傾けようと心がけるようになりました。
このように、特に相手が大きく変化した訳ではなくても、自分に対する深い気づきによって関係性に変化が生まれることがありますが
自分の物事の捉え方、感じ方の癖やその理由を知る事は、どんな対人関係においても有効かもしれません。
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しかしながら、夫婦や家族というのは多かれ少なかれ甘えが生じるものですし、気を緩められる場所があるからこそ外で頑張れるのだろうと思います。
でもイメージとしては、いつも向き合い続けるというより、それぞれが同じ方向を見つめて歩んでいくイメージの方が、長い目で見れば上手くいくのかもしれないなぁと感じるこの頃です。
皆さんは、良好な関係を続けるためにどんな事を大切にされていますか？
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