心を安定させるコツ

皆さん、こんにちは。
心理カウンセラーのNAOです。


1日の中で与えられる時間は皆平等ですが、

一瞬自分を見失うほど幸せな日を送った人もいれば
同じ日、深く悲しい出来事によって打ちひしがれる思いだった人もいるように

私たちの心に表れる感情も絶え間なく揺れる波のように、プラスとマイナスを行き来しています。

同じ状況が永遠に続くことは1つも無く
良いことにも悪いことにも終わりがあります。

幸せな状況であれば誰しもそれを失いたくないはずですが
でも終わりがあるからこそ、人は苦しみの時期を越えることが出来るのかもしれません。

そんな中で私達が出来ることは、どんな状況に居ても
出来うる限り自分自身によって心身を安定させておくことではないでしょうか。

私に関して言えば、
その日がどんな1日であったとしても
寝る前は1人の時間をつくり、「自分に戻る」ことを習慣にしています。

呼吸に集中する
紙に気持ちを書き出す
心の中で自分と対話するなど、

その方法は自分に合ったやり方で良いのではないかと思いますが

自分に戻る習慣を身に着けると、
起きた出来事を俯瞰して見つめられるようになったり、自分自身の思考の偏りなどに気づきやすくなります。

心というのは目の前の出来事によって、いとも簡単に揺れ動きます。

またその反応は人によって様々で
それぞれの心の在り方がその揺れの度合いに大きく影響を及ぼしますが

気づく事によって、それらの感情に対処することが出来ます。

そんな風にして過ごしていると、
自然と謙虚な気持ちが生まれたり
外側の刺激によって自分という存在を肯定する必要が無いことが
感覚として少しずつ解ってくるのではないかと思いますが、

特に幼少期、親との関係性において
「自分は自分で在っていい」という感覚を得られなかった人は

大人になってからも人間関係の中で起きるあらゆる出来事を前に、
自分を安定させたり信頼することが難しく感じられたり
また1人の時間に何となく心が落ち着かず、不安感に覆われている場合もあるかもしれません。

しかしながら、必要な時間をかけて自分というものを知ることによって
子供の頃に得られなかった「不完全な私を肯定する」感覚を心に養うことは出来ると思います。

今まで無意識に心の隅に追いやってきた感情を自分の一部として受け入れることは

間違う事も不得意な事も嫌いな部分も変わらずにあって、
もしかすると一番認めて欲しかった親にとっては理想の姿になれなかった自分であっても

そんなあなたがこれまで生きてきた過程を
自分自身が認め、また信頼して前進する為の大きな一歩となるのではないでしょうか。

家族と共に過ごしていても、どれだけの友人に恵まれていても
人が1人で生きている事には変わりありません。

だからこそ、せめて1日の終わり
私自身に戻るその中に、安らぎを感じられるようになりたいのです。

またそのようにして自分という木に根を生やし安定することによって
周囲の大切な人達に対しても、無理のない喜びや幸せを運べるのではないかと感じています。


今日も最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

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