心が空っぽで、自分を生きている感覚が希薄な人へ

もし今人生の中で最もどん底かもしれない日々を過ごしているとしたら、それは後から振り返った時、あなたの人生とって重要な転換点となっているかもしれません。
だから自分から逃げずに、目を背けずに向き合って欲しい。

「自分には何の価値も無い」と無力感でいっぱいだったとしても、人間関係がうまくいかずに自信喪失していても、それら1つひとつの悩みは、自分という人間への理解を深めるきっかけに過ぎないかもしれないからです。
あなたが自分を信頼して生きていくために。

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私は今、自分の家庭を持ち子育てをして暮らしています。
人によってはごく自然のことかもしれませんが、少なくとも10年前の私はそんな穏やかな未来を想像することは出来ませんでした。
ましてや今自分がカウンセラーをしているとは夢にも思っていないでしょう。

誰にも言ったことがありませんが、私は真夏の暑い中を、日が暮れるまで泣きながらただただ歩き続けたことがあります。

大の大人が涙を流して歩く姿なんて、考えただけでも恥ずかしい事なのですが、心の内はその状況通り、歩いても歩いても光の見えないトンネルの中にいるようでした。

大切な人との関係も仕事も家族も、全てがうまくいかない時期でした。
でも、この頃に自分と向き合ったことが今に繋がっています。

何故、子どもの頃から友達との関係をうまく築けずにモヤモヤしていたのか。
何故、付き合ってもすぐに別れてしまうのか。
何故、いつも心にぽっかり穴が空いていて自分を生きている感覚が薄いのか。
何故、家族のことがとても重たく感じられて苦しいのか。そしてどこかで離れたいと思っているのに離れられないのか…


自分を見つめ理解する過程は、いつもなだらかな道ではありません。自覚した直後は、その重さに対する怒りや悲しみが湧くこともあります。

でもそこを乗り越えた時、私は少しずつ自分というものに安心感を持てるようになり、その後の人生も大きく変化しました。

人は内側に安心感があるからこそ、外に向かっていくことが出来るのだと思います。
しかしながら、子どもの頃に十分な安心を感じられなかった人もいます。
そして人によっては他者との間で強い生きづらさを抱えたり、自分主体の人生を想像することさえ難しくなります。

しかし、その人にとって必要なタイミングで自分と向き合うことは、過去の傷を癒やし、やがては誰でもないたった1人の自分を、自分だけは見捨てずに信頼して生きていこうとする力に変わっていくと思います。

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もし今何もかも上手くいかずに苦しんでいる人がいたら、他者にも今の自分にも、そして未来に対しても不信感でいっぱいかもしれません。

でも、私もそうだったように
あなたの中にも「自分を信頼して生きていく力」は絶対に備わっています。

ですから、その力が回復するように
人生のある一時、立ち止まることをどうか恐れないでください。

メンタルケア KOMOREBI

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